【案件概要】
業種 :運送業
スキーム:株式譲渡
取引金額::1億円
後継者がおらず、オーナー様自身も高齢になってきたため、そろそろ事業を畳みたいと考えていたC社代表。だが、長年勤めあげてくれた社員の生活もある。そこで、信頼できる先に会社を買ってもらえないかと考えた。同業で付き合いも長く、長年お世話になってきたZ社にM&Aを依頼したいが、今までの関係性を壊し破談になることを恐れ、第三者である当社に相談があった。
「たとえ知り合いであっても仲介を挟んだ方が良い」
これは実際にご依頼いただいたC社社長の声です。M&Aは非常にデリケートな問題ですので、第三者を挟んだ方がスムーズに進められるというのは体験された方がよく話されています。特に今までの取引関係を壊したくない…といった場合など、まずはM&A会社に相談いただくことで希望条件などを客観的な立場から評価することができます。
価格を重視するか、信頼できる先か、将来性など…何を重視するか
すべてはオーナー様の価値観次第だと思います。今回の件では、客観的な評価額や他にも引き受けを希望しそうな先様がいるかといった話もさせていただいたのですが、「相手が●●(買い手オーナー様)だからこの条件で譲っても良いと考えている。」と話されていたのが印象的でした。
通常、買いを希望される会社様が複数社あれば、1社1社と丁寧にトップ面談を行います。そこで、1番条件面や価格の良い会社を好まれる方もいれば、理念や将来性、社長の人柄などを重視される場合もございます。
客観的な判断に迷った時には、当社がお力になることができます。一度きりのM&Aですから、悔いのないよう最高のものにしていきたいですね。