経営者に必要な『未来予測力』

「情報革命により増々経済の変化が加速している」と以前から言われていることはご存知だと思います。

新たな商品・サービスが生まれては消えていく、という期間が短くなっているということです。

今後も加速が続くことを前提にすると、やはりこれからの経営者はより一層「未来を予測する力」が重要になってくると考えています。

 

未来を予測する力」だけでは抽象的ですので、少しかみ砕いてみます。

世界や日本の動向から、自社の事業への影響を考え、自社の財務諸表の数値にまで落とし込んで考えてみる力、ということです。

『逆算思考』とも言えます。

 

まず世界や日本の動向として影響が大きいテーマとしては人口問題があげられます。※詳細は人口問題の記事参照

人口が減り続ける時代において、日本経済全体、そして業界全体の売上が減る“可能性が高い”と言えると思います。

さらに、自社の商圏が限定される場合は、商圏近隣の地域まで含めた人口の予測も行います。
※自社の事業をスーパーマーケットに例えると分かりやすいかもしれません。

これで将来の大体の売上の推移も予測が付くかもしれません。

 

もちろん業界によってはこんな単純に算出できるものではないと思いますが、全体のパイが減少していく中で、

「競合他社に勝ってどの程度のパイを奪えるか?」

を推測する力、ということです。

 

そして、売上が減少した場合に、固定費(地代家賃や人件費、等)を賄えるのか?

借入の増減はどうなるのか?

 

反対に売上を上げるにはどうするべきか?

営業人員の増加やネット等の販売チャネルを増やすことよる商圏の拡大はできるのか?

新たなサービスを作り単価そのものを上げるのか?

それらを実施したとして、売上が増加(合わせて経費も増加するが売上は大幅に増加することが大前提)する確率はどの程度見込まれるのか?

 

こういったところまで数値に落とし込んでみると、

自社がどうなるのか?

あるいはどうしなければいけないのか?

が見えてきます。

 

自社単独で成長させる方法があるのか?

いけたとしても非常に難易度が高い茨の道なのか?

がなんとなくというレベルでも分かるはずです。

 

その上で、M&Aという選択肢を並べて考えると「納得のいく決断」ができるのではないでしょうか。

誰であっても経営者ほど会社に対する思い入れは強いはずです。

悩まれることも当然多くなると思います。

だからこそ可能な限り未来予測を行い、ご自身が納得のいく、効果的な決断をしていただきたいと考えています。

 

一度時間を取って自社の未来予測をしてみることを強くおススメします。